『介護老人保健施設』ってどんな施設?
2021.11.19掲載
お役立ち情報施設形態
介護老人保健施設とは?
在宅復帰を目標に心身の機能回復訓練をする施設が
介護老人保健施設、略して「老健(ロウケン)」です。
入所期間は3~6ヵ月程度であることが多いです。
一定期間で入所者が入れ替わるので、比較的
空き室があり、特別養護老人ホームのように
入所まで長い期間を要することはありません。
医療ケアとリハビリのサービスが中心となるため、
設備も充実しており、専門スタッフによる質の高い
機能訓練を受けることができます。
夜間の対応体制も整っており、復帰のための
支援が充実しています。
どんな人たちが働いているの?
定員に応じて
・医師、看護師
・介護職員
・支援相談員
・栄養士
・理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
・介護支援専門員(ケアマネージャー)
などの配置が義務付けられています。
特別養護老人ホームとの違いって?
『介護老人保健施設』は在宅復帰を目指し、
リハビリを中心とした施設で、入所期間が
限定されているのに対し、
『特別養護老人ホーム』は安定した日常生活と
それを支援するための介護が優先的に行われている
施設で、入所期間に制限がありません。
『介護老人保健施設』は医療とリハビリが中心
なので、医療の知識が豊富になります。
『介護老人保健施設』で働いていた方は、
どこの施設でもやっていけるといわれているのも
その理由があります。
医療やリハビリを勉強したい介護士の方には
おすすめの施設形態です。