知っておきたい!『介護職員実務者研修』ってどんな資格?
2022.07.15掲載
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お役立ち情報資格

 

初任者研修を取得し、さらに
介護現場で活躍したい!
もっと専門的な仕事がしたい!
と思う方はぜひ目指してほしい資格。

もちろん実務者研修からでも
介護の基礎をいちから学べます。

 

 

『介護職員実務者研修』とは?

かつて実施されていた介護職員基礎研修や
ホームヘルパー研修1級~3級を1本化した研修のこと
です。
幅広い利用者に対し『基本的な介護能力の提供』
の習得を目指した研修となり、修了すると一定の
条件下で医療ケアの実施が可能となります。

また訪問介護事業所で「サービス提供責任者」
として働くことも可能となります。

 

『介護職員初任者研修』との違いは?

初任者研修は介護の基礎知識を身につけるいわば介護の
入門資格となります。それに加え、実務者研修では痰の
吸引や経管栄養などの医療ケアの知識も学びます。
よって初任者研修の上位資格となります。

また初任者研修は国家資格の介護福祉士の受験資格を
満たしませんが、実務者研修は受験資格を得ることが
できます。

 

どんなことを学ぶの?

実務者研修では通常20科目約450時間程度受講します。

「人間と社会」「介護」「こころとからだのしくみ」
「医療的ケア」の4つのカリキュラムを学びます。

また初任者研修や基礎研修を習得していれば、最大
400時間の受講を免除されることもあります。

 

『介護職員実務者研修』取得のメリットは?

介護業界ではもちろん無資格でも活躍する事が
できます。しかし無資格では業務内容が限られて
しまったり、給料が低かったりします。
そこで実務者研修を修了すると、医療ケアも
行うことができるようになり、より責任感をもち
やりがいを感じながら働くことができるのではない
でしょうか。
また資格手当が支給されるとこもあり、給料の面でも
メリットがあります。

そして、実務者研修を修了すると国家資格の
介護福祉士や経験を積みケアマネジャーを目指すこと
もできます。

 

 

『介護職員実務者研修』つぎへとつながる研修です。
介護職での仕事選びの幅が広がり、今よりもっと
活躍の場が
広がるでしょう。
さらなるステップアップを目指してみませんか。