『訪問介護』ってなに?
2022.05.23掲載
  • Twitter
  • Facebook
  • Line
お役立ち情報施設形態

 『訪問介護』とは?

介護の専門の資格を持ったホームヘルパー(訪問介護員)が
要介護者の自宅を訪問し、要支援者や要介護者の身体介護や
生活支援を行う介護保険のサービスとなります。

どんな人たちが働いてるの?

・生活援助従事者研修修了者
・介護職員初任者研修修了者
・実務者研修修了者
・介護福祉士

ホームヘルパー(訪問介護員)として働くには介護の
資格が必ず必要となります。

どんなことをするの?

《身体介護》
食事・入浴・排泄・着替えなどの利用者の身体に
直接接触する介助を行います。
利用者の身体的にはもちろん精神的にも社会的豊かに
暮らせるよう利用者本人が工夫して乗り越えらるような
サポートをします。

《生活援助》
掃除・洗濯・調理・買い物などの利用者の日常生活を
援助します。
生活援助は家事代行サービスではないので、利用者以外の
日常生活の援助は行いません。

《通院などのための乗降介助》
ホームヘルパーが利用者宅に訪問し、
乗車前・乗車時・降車時・降車後の介助や病院の受診を
サポートします。

『訪問入浴』との違いは?

訪問介護は利用者本人の日常生活の全般を支援しますが、
訪問入浴は自宅での入浴が困難な利用者の為に行う
入浴のみに特化したサービスです。

どんな働き方があるの?

ヘルパーには正社員、正職員だけでなく
“登録ヘルパー”“常勤ヘルパー”があります。

登録ヘルパーはあらかじめ決められた利用者宅に
直接訪問し、そのまま自宅に帰ることができる
直行直帰型です。好きなようにシフトを組むことができ、
同時に複数の訪問介護事業所に登録しながら
働くこともできます。

常勤ヘルパーは訪問介護事業所に直接雇用され、
決められた勤務時間内に複数の利用者宅を訪問します。
利用者を訪問しないときは、事業所で資料作成や電話応対などを
行います。

働くメリットは?

ホームヘルパーは登録ヘルパーといった働き方ができます。
登録ヘルパーは働ける時間や日数を自分で決めることができるため、
子育てのとの両立や扶養内での勤務を希望する方には比較的融通が
利きやすいといえます。

また施設での介護は多数の利用者に対してのケアになりますが、
訪問介護では基本的に一人で利用者宅に訪問し、一人でケアをします。
よって利用者に合わせた個別のケアをより学ぶ事ができ、自分のペースで
仕事を行えるのではないでしょうか。